住康平
意識と対象
2004年4月19日-4月30日(土・日祝休)
東京芸術大学取手校地専門教育棟1階
作品における鑑賞者と制作者の意識のズレ。この展示では古くから、心理学やシュルレアリスムの作家たちが好んで使ってきたデカルコマニーの技法を用いて鑑賞者それぞれによってちがってくる作品のなかにあるゲシュタルトの差異を提示した。
また、この技法において左右対称の図像というのは、あらかじめ意図した一方の図像が、画用紙を二つ折りにして、反転させ完成する図像と制作者の意図からズレて表出する。片方は、筆をつかって絵の具をのせるまでは意識がはたらき二つ折りにして広げるまでのプロセスは、半分無意識と偶然性に任せる。
制作者が特定のリプリゼンテーションを放棄して、対象の再現をおこなわず、鑑賞者にゆだねる。制作者と鑑賞者の新しい関係性を模索した。
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